実践3.共有機能
スマホアプリの特徴の1つに、「他アプリと簡単に連携できる」というものがあります。
例えば、文章をメッセンジャーアプリに渡したり、URLをブラウザアプリで開いたり。これらは「他アプリとの連携」を行っているのです。
ここでは、ブラウザアプリの立ち上げに挑戦してみましょう。
1.暗黙的インテント
TameshiActivityクラスを開きます。
「app > java > me.picnicapp.sample.picnicsample > TameshiActivity」。

実践チュートリアル『トースト表示とダイアログ表示』で作成したダイアログの「肯定」ボタンが押された時、ブラウザが起動するようにしてみましょう。
下記のコードで、ブラウザを立ち上げることができます。
alertDialogBuilder.setPositiveButton("肯定",
  new DialogInterface.OnClickListener() {
      @Override
      public void onClick(DialogInterface dialog, int which) {
          // Googleをブラウザで表示する!!
          String strUrl = "http://google.co.jp/";
          Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_VIEW, Uri.parse(strUrl));
          startActivity(intent);
      }
});
これは「暗黙的インテント」と呼ばれ、簡単に別のアプリを起動できるだけでなく、データを渡すこともできます。(今回は、URL情報を渡しています。)
他にも、テキスト情報をメッセンジャーアプリに渡したり、メールアドレス情報をメールアプリに渡したり、柔軟にアプリ間連携を行うことができます。

暗黙的インテントの更に詳しい使い方を調べてみましょう。[暗黙的インテントとは?]